メカニックに求められることは大きい。だからこそ、もっと上を目指します。

No.004 箕面牧落西店 テクニカル・スタッフ 酒井 宏貴さん

2005年にテクニカル・スタッフとして入社し、今年で9年目を迎える酒井さん。
若干29歳という若さで、テクニカルスタッフの中心的存在です。
職人技とも言えるその技術力は、仲間や上司からも高く評価されています。
そんな酒井さんに仕事への思いを語って頂きました。

※現在は、日産自動車株式会社に出向中です。



運命のスカイラインと女性!?
素晴らしい出逢いに導かれて。

メカニックはまさに天職とお見受けする酒井さん。無類のクルマ好きなのだろうと想像していたのですが、かつては、それほどクルマ好きではなかったということです。

「僕は島根県隠岐の島出身。美しい所ですが離島で…とにかく島から出たかった、という不純な動機で姉も住んでいる大阪に出て来ました(笑)。高校が水産高校機械科だったのですが、そこからクルマの専門学校に進む人が多いこともあり、僕もクルマの専門学校へ進む事にしました」

もし進学していなければ、今頃、漁船に乗っていたところですね?

「そうですね(笑)…クルマとの出逢いがあったことが影響しているかもしれません。実家の近くに住んでいる、小さい頃からお兄さんみたいな存在がいました。進学を決める少し前に、彼が日産のスカイラインR32に乗せてくれたんですよ。すごくかっこよくて…当時の僕には衝撃でした。スカイラインに乗ったことも、クルマの学校に進んだきっかけのひとつですね」

既に高校生の時に日産車との出逢いがあったなんて、やはり運命を感じるエピソードです。

インタビューに応える酒井さん


それでも、尚2〜3年、大阪にいたら隠岐の島へ帰るつもりでいたという酒井さん。そんな酒井さんを変えたのは…?

「色々な出逢いもあり、こちらでの生活を選びました」

素晴らしい出逢いがあったようですが、どんな出逢いだったのでしょうか。実は彼は、初回インタビューした堀江店テクニカル・スタッフの酒井沙保里さんの良き夫なのです。妻の沙保里さんと出逢い、結婚、今では二児の父としてイクメンでもあります。

「イクメンと言えるかどうか…まだまだ彼女に甘えています。妻の休日が日曜で、僕の休日は水曜。水曜は保育園のお迎えと夕食を作る程度はしています」

料理は、まだまだ勉強中という、プライベートも勉強熱心な酒井さんです。

夫婦の会話も、ついついクルマの整備について(笑)
メカニックをしている妻を応援したい。

現在、箕面牧落西店では、メカニックは7人。今のところ、女性のメカニックはいません。

「会社全体でもまだまだ女性は少ないですね。女性のメカニックとしては妻が一番長く続いているのではないでしょうか。彼女も言っていましたが、女性のメカニックに対してユーザーから『女性で大丈夫?』と、たまに聞かれることがある。それは女性のメカニックが、まだ浸透していない証拠ですよね。前回のインタビューが掲載されたホームページで「しっかりとした女性のメカニックもいるよ」って、広がってくれたらいいなと思っています」

女性にとっては、心からうれしい言葉です。こんなに妻を、女性を、応援してくれる男性がいるなんて!しかも妻が同じ職業である事について

「自分が考えている事や、うまくいかない事がある時、整備についての知識がないと話せない事柄も相談できるから、本当によかったと思う。家庭で仕事の話…というのも何なのですが、業務についての悩みもお互い理解し合えるんで助かっています」

沙保里さんも、色々相談できてすごくいい環境、「メカニックとして尊敬し理想としている人は夫」だと言っていましたから、まさにパーフェクトカップル!

そしてお二人ともとってもポジディブに上を目指し、資格取得のために忙しい中、勉強もしています。励まし合い、切磋琢磨している様子がよくうかがえます。

妻からも尊敬されるメカニック

まだまだ触れた事がないクルマは存在するから、
人生の中で、今がいちばん勉強している!

最初からそれほどポジティブではなかったという酒井さん。転機はいつ訪れたのでしょう?

「入社したばかりの頃、小さな店舗にいたのですが、他店の同期と色々話す中、業務内容に差があるなと感じたんです。自分は遅れていると…」

その後、サービス技術大会への出場に自ら立候補。大会では、お客様とのトーク等のロールプレイもあり、色々教えていただくことが多く、どんどん楽しくなっていったそうです。それがきっかけとなり、そこから本気で勉強するようになったと言います。

今では、どんな難しいクルマの不具合も「酒井さんに聞けばわかる」と、店内のみならず、他の店舗からも教えてほしいと、電話がかかってくるほどに頼られる存在です。日産大阪ではメカニックの有名人となりました。

「常に勉強が必要ですね。お客様のクルマを大切に扱う事は基本中の基本ですが、日々、心がけている事として新しい何かをみつけることを頭に置いています。新入社員のあいだは、触った事がないクルマばかりで発見がいっぱいあるものです。しかし、長く働くにつれ、ほとんどのことはわかってくる。そんな中で、新型車種が出たら、発見があるし。いままで知っていたつもりのクルマでも気づかなかったことは何かしら出てくる。他社のクルマの診断もたまにありますし。まだまだ知らない事は多い。常に、探求者でいたい。整備関連の本を日頃から読むことやリサーチなど勉強は大切です。学生時代と比較して、今が一番勉強している…」と苦笑いします。

他店からも頼られるほどの存在に

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