憧れのチーフを目標に 手を抜かず、まじめを貫き、成長していきたい

Zushi高槻店 テクニカルスタッフ 原 和雅さん

屈強そうな体格ににこやかな笑顔。前向きなパワーが全身からあふれる北本 翼さん。
テクニカルスタッフ(整備士。以下、TS)として活躍後、
2015年4月から2年間、自ら手を挙げて日産自動車に出向し、故障診断などの腕を磨きました。
日産大阪に帰任後は、サービス部に所属。現場のモチベーションと技術力の向上に取り組んでいます。
出向経験を活かし、日々、よりよい会社づくりに励む北本さんにお話を伺いました。



整備士として、チーフとして、大きなやりがい

高校時代にバイクが趣味で、ものづくりに興味があった北本さんは、自分の興味・関心が活かせる仕事をと、整備士の道を志しました。何ごとにも向上心を持って取り組む北本さんは、日産京都自動車大学校を経て2002年に日産大阪に入社すると、メキメキと頭角を現します。

「整備の仕事は楽しかったです。初めのうちは周りを見る余裕がなく、勢いでやってしまうところもありましたが、自分のせいで作業ミスや診断ミスがあると、お客様にもチームにも迷惑をかけてしまいますので、そういうことがないように、知識やスキルを高めたいという意識が強くなりました」
入社6~7年目には、早くもTSのチーフを任されます。チーフになると、整備チーム全体を見ることになり、1スタッフとして働くのとは違った大変さがあります。
「後輩の教育であったり、お店の実績も把握する必要があります。自分の仕事は回っていても、気づくと後輩が故障原因の特定に手こずっていたりするので、そこは、手を止めてでも見てあげないといけません。大変でしたが、後輩は皆いい子ばかりで、やりがいのある仕事でした」

若手の指導で気を付けていたのは、「モチベーションの維持。それと、精度を上げながら素早く作業を行えるようにすること」。この仕事の面白さを感じながら、前向きに成長してほしいという思いが強かったようです。整備士の資格試験にも積極的に挑戦させて、技術の習得を後押ししました。

整備への熱い気持ちを語る北本さん

自らチャンスをつかみ、公募による日産自動車への出向第1号に!

そうした中、自身についても、より高度な能力・スキルを身に付けたいという思いが高まりました。
「整備の仕事の中で、故障診断はかなり重要です。整備士のスキルや能力によって差が出ます。ここを間違えると、『日産のTSはこんなものか、日産車はこんなものか』と思われ、お客様が離れていってしまいます。

チーフとして邁進してきましたが、まだまだ仕事をする中で知らないことがあったものですから、故障診断能力を向上させたい、日産車に対するシステム理解を深めたいと思うようになりました」

そのタイミングで、日産自動車への出向希望者を募る公募があり、自らの意思で応募。見事、チャンスをものにしました。こうした公募による出向は、日産大阪初のケースです。

会社として初めての取り組みにも積極的に参加

日産自動車で多くのことを学ぶ

日産自動車では、国内サービス部、通称「テックライン」に所属。全国の日産販売会社で解決できない不具合があったときに、問い合わせを受ける部門です。滅多に起こらないような難しい案件が持ち込まれるため、高いレベルの知識やスキルが求められます。

販売会社の整備士は、一台のクルマのすべてを一人で見るため、幅広い知識とスキルが必要ですが、日産自動車には、電装、シャシー、エンジンなど、それぞれに特化したスペシャリストがいます。北本さんは、1年目は電装、2年目はシャシー・駆動を担当し、そうしたスペシャリストたちと仕事をしながら、腕を磨きました。

出向先では、先輩に付いて学ぶというより、いきなり仕事を任されます。“最後の砦”のようなポジションですので、「なんとしてでも直さなければ」という重圧があります。

「『実は、販売会社から来ているので……』なんて言えませんから、分かるまで調べなければなりません。多くの問い合わせがあり、それぞれ症状も違います。回路図を示しながら電話で回答するのが基本ですが、それで解決しなければ、直接直しに行くこともあります。苦労したのは、直接修理に行った先で、自分がこうだろうと思って準備していた原因の予想が外れていたとき。気持ちを立て直して一から考え直すのは大変でした。でも、面白かった」

日々、仕事をする中で新しいことを学び、勉強、勉強の毎日でしたが、前向きに取り組んだ結果、北本さんの知識や能力は飛躍的に高まりました。商品開発の研修にも行かせてもらい、とても貴重な経験が出来たそうです。日産自動車とのつながりができたことや、日産自動車と販売会社と双方の考え方を客観的に見ることができたことも、今後の北本さんの武器になります。

自ら大変な環境を選び、知識を習得する前向きさを持ち合わせています

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